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WTI原油価格とドル円の相関関係を考える
cms.tatsujin05 (2016年3月 3日 02:40)

ゴールドマン・サックスからは10ドル台へ下落する可能性も否定できないという予想も飛び出したWTI原油価格。原油価格が下落するということは、為替市場での相関でいえば「ドル高」が進行しているということです。


原油価格が下落するということは、為替市場での相関でいえば「ドル高」が進行しているということです。


商品市況はドル高となれば商品安、ドル安ならば商品高という相関関係があり、2014年からの原油安の背景には、米利上げ観測を巡って長期的にドル高が進んできたことが影響してきた側面も大きいのです。


米国の利上げ時期と利上げのペースを巡って、ドル高がさらに進むようであれば、原油安はさらに進むとみられますが、米国利上げをテーマにしたドル高進行が終焉すれば、原油が反騰するでしょう。


為替市場は取引金額が大きいのですが、原油市場は為替市場と比べれば取引金額が小さいために、ボラティリティが高くなりやすいという特徴があります。


ドルがあまり動いていなくても、原油が大きく反発してきたようなら、ドル安の兆候というように、先行指標として使える場合もあるのは興味深いですね。


米ドル円相場で見ると、原油安は輸入コストの低下に繋がるために、米ドル円相場にとっては上昇圧力の低下要因となります。


ユーロ米ドル相場で見れば、原油安はドル高要因なのですが、米ドル円相場では、原油安がドル安要因(ユーロドルは上昇)ということになるわけです。