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FX初心者のトレード手法-ファンド戦略のキャリートレードを考える
cms.tatsujin05 (2012年9月17日 19:50)
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最近あなたは、FX投資を始めました。まだ慣れていないので、ファンドが行なっているキャリートレードなどの裁定取引を試してみようと思います。ビギナーがファンドの手法や戦略を真似していいものでしょうか?

A.慣れないうちは、プロを真似るのがよい

B.何事も最初が大事。損をしてでも自分の手法を確立する

C.ファンドの真似をしている人が多いので、逆のポジションを取る

解説と解答

学習は真似るところから始めます。プロのディーラーも駆け出しのころは先輩の隣に座り、さまざまな雑用をこなしながら見て党えます。個人投資家がプロのやり方を学び、真似ることは上達への近道です。その意味で、Aを満点としました。Bのように、損をしてまで自分の手法を確立することはありません。
 
自分の手法とは、利益を追求していく中で確立されていくものです。Cは多くの人が同じ動きをして、ポジションが偏り過ぎたときには有効です。投機的なポジションは膨らみ過ぎると必ず閉じられるからです。しかし、このような逆張りは、ビギナーにはリスクが大き過ぎます。2点だけ与えます。キャリートレードとは、低金利通貨を借り。高金利通貨を運用する為替投機です。
 
たとえば、2%の金利で円を借り、それを売って、6%の金利のドルを買います。ドルを買えばドル金利を受け取ることができるので、一定の運用期間後にドルで年利6%の金利を受け取り、円に換えて年率2%の金利を支払います。元本となる運用資金あたりで、年率4%の利益が出ます。この時、1年で4%以上円高になると損が出ます。現在、米ドル建てのジャンク債に投資しても、米国債に2%ほどの上乗せ金利しか得られません。ヘッジファンドは、信用リスクなどの大きいジャンク債にでも、金利差2%が欲しくて投資しています。
 
ここで円キャリートレードで米ドルのジャンク債を買えば、米国債の運用に6%の上乗せ金利が得られるのです。FXは、外貨ロングを保有している限り金利差(スワップ金利)を得ることができます。個人投資家によるスワップ金利狙いのFX投資は、大手ヘッジファンドが行なっているのと同様のキャリートレードなのです。
 
【解答】 A・・・8点  B・・・0点 C・・・2点

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