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FX初心者のファンダメンタルズ分析-アメリカ住宅着工件数からドルを予想
cms.tatsujin05 (2012年9月17日 21:34)
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アメリカの住宅着工件数が、予想よりも低く40万戸(年率換算)と発表されました。アメリカ株は「さらなる景気後退」かと売り込まれましたが、金融緩和期待が起こったために下げ止まり、引けにかけて持ち直しました。為替市場のドル円ではどう動くと予想しますか?

A.ドル安円高に向かう

B.株につれていったんドルが買われるものの、最終的には売られてしまう

C.ドル高円安に向かう

解説と解答

住宅看工の数値が予想以上に悪化したのを受けて、アメリカ株は景気後退累念に素直に反応し下落しました。しかし、FRBによる景気てこ入れ、金融緩和期待が高まったために反発、上昇に転じました。しかし為替市編では、この景気後退懸念と金融緩和観測のどちらもが、ドルにとっての下落要因となります。
 
景気後退はアメリカ市場の魅力を損ねますし、金利低下はドルの魅力を損ねます。したがってAが満点となります。しかし、金融綬和までにはタイムラグがあるのでBに半分の得点を与えました。この材料でのドル買いは無理があるので、Cは0点です。 1990年代の初めに底打ちしたアメリカの住宅産業は、その後、十数年にわたってアメリカ経済を牽引してきました。確実な人口増加に加えて、雇月の不安が少なかったこと、米10年国債に連動する住宅ローンの金利が、10年国債とともに歴史的な低水準にあったこと、頭客を刺激する新型ローンがいくつか開発されたことなどで、住宅に先食い需要が入り、販亮件数、価格ともに上昇してきました。
 
その需妥に合わせて住宅建築(着工)が伸び、需要を追い越し、そしてサブプライム問題直前の新築住宅の在庫は7ヵ月分以上という歴史的な高水準にありました。 住宅が売れれば、家具や家電の売れ行きも伸びます。住宅価格が上昇すれば、転売して 利益を出す人もいますし、上がった信用力を利用してクレジットの利用も増えます。アメリカの国内総生産の3分の2以上を占める個人消費が増えるのです。この好循環がのよりサブプライム問題が発生する前10年間は、アメリカは好景気にありました。
 
しかし、それが逆転し、サブブライムローンの返済不履行が増えるなど、景気の悪化要因となりました。これがサブプライム問題のメカニズムなのです。
 
【解答】 A・・・6点  B・・・3点 C・・・0点

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