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今週の為替相場の振り替えと今後の予想
cms.tatsujin05 (2012年8月 7日 00:25)
今週もユーロ信用不安に振り回される相場展開となっている。ドラギ・ショックによる影響が懸念されたものの東京株式市場が底堅い値動きを演じた事に加えて、リッカネン・フィンランド中銀総裁が「ECBは準備が整い次第、(債券)流通市場で独自の行動を行う可能性がある」と発言した事が材料視され、今週はユーロが徐々に値を上げる動向となっている。

スペインなどの長期国債の利回りも低下する展開となったために、その他の主要通貨やクロス円通貨も下値を切り上げる動向となって、前日の相場の下落分を取り戻す雰囲気を強めていった。先週金曜のNY時間では、注目の米国雇用統計で失業率こそ悪化する内容だったものの、非農業部門雇用者数が事前予想を大幅に上回る数字で発表されたため、これにドル買いで市場は反応する展開となった。

 

いずれにしても、ドラギ総裁が広げた風呂敷がただの"大風呂敷"になるのかそれとも秘策を秘めているのかは依然として思惑がぶつかり合うところであるために、今週も欧州時間以降は要人発言に左右される波乱となるリスクがある点に注意したい。